カテゴリ:学校行事
【5・6年生】雅楽の鑑賞教室

GridArt_20240229_074058249.jpg

GridArt_20240229_114209428.jpg

GridArt_20240229_074315475.jpg

CIMG9063.JPG

2月26日(月)5·6年生を対象に、雅楽の鑑賞教室を行いました。
これは、本校の特色ある教育活動の一つです。

雅楽は世界最古のオーケストラとも言われ、平安時代には三管両絃三鼓の今の形が出来上がっています。
笙の音色が体育館に響き渡った瞬間、こどもたちも一層興味を示している様子が見られました。
お話の中で、「舞台として緑の布を敷いている理由」や「舞台を日本の本土と見て、右足から踏み出す舞は中国系の舞をもとにしていて、左足から踏み出す舞は朝鮮半島系の舞をもとにしていること」、「雅楽師は様々な楽器を経験するのではなく、家系で楽器が決まっていること(今回来ていただいた方の家系は笙、TVやCMでもよく見掛ける雅楽師の東儀さんの家系は篳篥)」など、大人でもなかなか触れる機会がない雅楽について知る貴重な時間となりました。

また、今回は雅楽の装束を5着持ってきていただき、楽器や演奏だけではなく装束についても学ぶ機会になりました。
装束を着付けてもらったのが教員だったため、こどもたちは特に興味津々でした。

今年度もこどもたちの豊かな情操教育の一環として、1〜4年生に「ヴァイオリンとピアノの鑑賞教室」、3·4年生に「砂村囃子の体験教室」、4〜6年生に「東京文化会館主催のアウトリーチコンサート(声楽)」、1〜5年生に「文化庁主催の劇団俳協による劇」、4年生に「お箏の体験教室」、4·5年生に「ティアラこうとう主催のアウトリーチコンサート(サクソフォン)」、5·6年生に「雅楽の鑑賞教室」を行うことができました。来月は6年生が東京都主催のプロジェクトで「ハリーポッターと呪いの子」を鑑賞してきます。

公開日:2024年02月29日 11:00:00